認罪:救いに導く聖霊の働き
この記事では「認罪」(救いに導く聖霊の働き)について解説しています。
救われる前
救われる前に、聖霊によって「認罪」に導かれます。
認罪
ヨハネ16:8にこう書かれています。
その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世の誤りを明らかになさいます。
ヨハネ16:8
「その方」とは?
その方とは「聖霊」です。
「その方が来ると」とはイエスの昇天の後、聖霊が来られるということを意味します。
イエスの昇天後、聖霊が来られ、「罪・義・さばき」について世の誤りを明らかにされますが、
それを、自分と神の関係において理解する人は、救いへの一歩を歩み出したと言えるでしょう。
罪について
聖書で「罪」と訳されている言葉は、「的外れ」という意味です。
それは「イエス・キリストを信じない不信仰の罪」です。
罪から解放され、救いを得るにはどうしたらよいのでしょうか?
救いへと導く聖霊の働きがあります。
「福音」を通して「認罪」へと導かれ「救いに至る信仰」が与えられるのです。
福音について
福音には「死・葬り・復活」という3つの要素があります。
福音ついて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
救いに至る信仰については以下の記事をご覧ください。
義について
その翌日、ヨハネは自分のほうにイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。
ヨハネ 1:28
旧約時代のいけにえは、イエスが完全な神のいけにえの子羊であることの予表です。
大抵の日本人は、「正義」を行う人にならなければ天国に入れないという意識があると思いますが、残念ながら、どんなに「正義」を行う正しい人でも、神の基準(律法)に到達できません。
そもそも、日本人は異邦人であり、律法の外にあります。
選びの民であるユダヤ人たちも、誰一人として律法の要求を満たすことはできませんでした。
唯一、神の基準(=律法)通りに生きた方が、イエスであり、その贖罪死が受け入れられました。
「イエスには罪がない」つまり「義人」であると、父なる神が「昇天」によって証明されたのです。
つまり、聖書がいう「義」とはメシアであるイエスの義です。
メシアであるイエスが律法を完全に成就して終わらせられたので、今は、旧約の律法の呪いから解放され、新しい契約(新約)の「キリストの律法」に仕える時代なのです。
私たちは、イエスを信じる「信仰」により、キリストの義が転嫁され「義と認められ」るという恵みに与かります。
さばきについて
最後の裁きとは、「白い御座のさばき」のことです。
この世の支配者(サタン)はすでに裁かれました。
そして、サタンに従う全ての者も「白い御座のさばき」で裁かれることが定まっています。
その中にはキリストを信じない「不信者」も含まれます。
まとめ
- 聖霊に導かれ「福音」を知る
- 「福音」を通して「認罪」に導かれる
- 罪・義・裁きを、自分と神の関係において知る
- 「認罪」によりキリストを心に迎え入れる準備が整う
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