福音の三要素(1 コリント15:3~5)
「福音」には3つの要素があります。
「救い」を受けるには
- 福音の3つの要素をすべて信じること
- 別の要素を加えない
ということです。
福音について、もっと細かく見ていきます。
1 コリント15:3~5の引用
私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。
キリストは、聖書の示すとおりに、
- 私たちの罪のために死なれたこと、また、
- 葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、
- 三日目によみがえられたこと、また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです」
1 コリント15:3~5
救われるためには?
「知識➔同意➔信頼」。福音に対するこの3つのプロセスが救いに至る信仰です。
「福音」を抜きにして救われる方法はありません。
こちらの記事に「救いに至る信仰」について詳しく書いてありますので、ご参照ください。
福音の1番目の要素「私たちのために死なれた」
「キリストが私たちのために死なれた?」「約2千年後に生きる私のために死ねるはずない!」。
そう思うことは充分わかりますし、一般的な視点で見ると、確かにそうでしょう。
聖霊に導かれると、人は違う視点が与えられます。
- 神に対する不信仰の罪を認識するようになる
- 父なる神との断絶状態に気づく
- 永遠の滅びに定められている運命も認識する
「新約聖書」の「新約」とは、「新しい契約」という意味です。
「福音」を通して与えられる、神との契約です。
罪の転嫁と義の転嫁
神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです
2コリント5:21
2つの転嫁があります。
- 私たちの罪はイエスの上に転嫁された
- イエスの義は私たちの上に転嫁された
このことが起こるのは、救われた時です。
福音の2番目の要素「葬られた」
キリストが肉体的に「完全に死んだ」という事実。このことを受け入れる信仰が求められます。
仮死状態から蘇生したではありませんし、そのような「完全な死を認めない」思いは不信仰から出ます。
「完全に死んだ」ことを信じ、受け入れることが求められます。
あなたはどちらですか? 完全な死を事実として信じる人は幸いです。
福音の3番目の要素「三日目によみがえられた」
復活は父なる神が、イエスの「贖罪死」を受け入れられ、贖いが有効とされた証拠です。
そして、福音を信じる私たちが贖われることの保証でもあります。
もしキリストが復活されなかったのなら・・・これはすでにみことばに記されています。
そして、キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、あなたがたの信仰も実質のないものになるのです。
1コリント15:14
キリストが復活されなかったのなら、私たちの信仰は虚しいのです。
結論
「救い」を受けるには
- 福音の内容を理解し、3つの要素をすべて信じる
- キリストが自分の罪のために死なれ、墓に葬られ、3日目に復活された。と同意する
- そのことを通して罪の贖いを完成されたお方として、キリストに信頼を置く
これが信仰による救いです。
福音の三要素については、以下の記事をご覧ください。
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