位置的真理(Positional Trouth)
キリストを受け入れた者の新しい立場を示す真理のことです。
みことばに「キリストにあって(in Christ)」と書かれた箇所があります。
それはクリスチャンの新しい位置を示しています。
このように、あなたがたも、自分は罪に対しては死んだ者であり、神に対してはキリスト・イエスにあって生きた者だと、思いなさい
ローマ6:11
- 位置的真理は客観的真理
- キリストを受け入れた者は、神との新しい関係に置かれる
- 義認・聖化・栄化。これらは「キリストにあって」可能。(✖人間的努力)
flowchart TD; 位置的真理-->客観的真理; 位置的真理--キリストを受け入れた者-->新しい立場-->神との新しい関係; 位置的真理-->みことば-->キリストにあって;
flowchart TD; 義認-->キリストにあって可能; 聖化-->キリストにあって可能; 栄化-->キリストにあって可能; キリストにあって可能-->人間的努力では不可能;
るか
「神との新しい関係に置かれた」ことはわかったわ。
でもピンと来ないのよね~
よなを
信仰を持っても「主観的には」変化が感じられないものだよ。
だから神さまが何をしてくださったのかを学ぶ必要があるんだね。
というわけで、「位置的真理」をより深く理解するためには、神との新しい関係に置かれるにあたって、神がその人の内に何を成し遂げてくださったのか、という霊的事実を知る必要があります。
「救い」とはなにか、目に見えない霊的な側面で何が起こるのかを、以下の記事でご確認ください。
救われる前
認罪
「認罪」により、信仰に導かれます。詳しくはこちらをご覧ください。
救われた後
「新生」「聖霊の内住」「聖霊のバプテスマ」。
これらは、同時に起こります。
概念ごとに分けて説明する必要があるため、順番のような印象を与えてしまうかもしれませんが、起こるのは同時です。
新生
以下の記事をご覧ください。
聖霊の内住
聖霊が、キリストを信じ受け入れた人の内に住まわれることです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
聖霊のバプテスマ
聖霊によって、「キリストの御からだなる教会」=「普遍的教会」の一員に加えられるという霊的事実が、救われて、新生するときに起こります。
聖霊のバプテスマについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
聖化
新生した霊的いのちが、ゆっくりと時間をかけて成長していきます。
これが「聖化」の始まりです。
クリスチャンの地上生涯の大部分が聖化の歩みですね。
義認 | 新生の時 | 救われた瞬間 |
聖化 | 新生~地上生涯 | 地上生涯のほとんど |
栄化 | 地上生涯以降 | 永遠のいのち |
聖化について、詳しくは、こちらをご覧ください。
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